いきなりタイトルで「失敗しないための!」なんて書いて驚かせたかも知れませんね。でもこれは大袈裟な話ではなく、大切なお金、時間、そしてエネルギーを上手に活かすためにぜひ知っておいて欲しいことです。カナダ語学留学やワーキングホリデーにおいては、「知らないことは損する」ことが多いです。カナダ語学留学やワーキングホリデーの準備や滞在中、そして日本へ帰国するための準備には、何かと決めることが多いです。そうです。行くだけではなく、カナダから帰ってくる時にも色々と手続きがあります。その際に、無駄なお金を払ったり、手間がかかったり、時間がかかったりと、知らないことによって色々ともったいないことがあったりします。
そこでこのページでは、これからカナダ語学留学を計画しているあなたに、「これだけは知っておきましょう!」という基礎知識を5つご紹介します。それでは早速行きましょう!
カナダ語学留学基礎知識その1・ビザ&語学学校
カナダでの語学留学に必要な準備の一つにビザがあります。まず知っておいて欲しいことは、カナダでは6ヶ月未満の滞在であれば、ビザの申請が不要でパスポートがあれば現地に滞在し、学校への通学も可能です。とても便利ですが、観光ビザは現地での延長が難しいです。そのため、6ヶ月以上の滞在になる見込みがある方は、学生ビザを申請・取得してからカナダへ渡航しましょう。学生ビザであれば現地で延長・変更が可能です。
とりあえず観光ビザでカナダへ行き、「やっぱりカナダにもっといたい!」と思ってもビザが切れて日本へ帰国した方がたくさんいます。一時帰国して再入国するのに往復航空券が掛かるのでかなりの出費になりますので、自分にあったビザを選ぶようにしてくださいね。次は大事なお金の話です。
カナダ語学留学基礎知識その2・為替レート
あなたがカナダで通う語学学校の授業料は日本から海外送金、またはクレジットカードで支払いをするパターンが多いです。この際に是非知っておいて欲しいことが為替レートです。当たり前の話ですが、為替レートは変動します。例えば、ある年の1月が1カナダドル102円で、7月が83円という時がありました。この差は19円です。この19円の差は恐ろしいです。大体6ヶ月分の授業料とホームステイの費用が12,000ドルで考えると・・・
1月の時点で1,224,000円です。そして、7月の時点で996,000円になります。この差はなんと!228,000円です。約23万円です。飛行機代が出ます。
でもこの為替レートは私たちにコントロールできるものではありません。コントロールできるのは、為替レートを確認しつつ、カナダドルが下がっている時に手続きを始めるということだけです。カナダドルは大体82円〜105円の間を上下しています。海外送金のレートにはTTSというレートが利用され、クレジットカードの場合はこれに1ドルくらい手数料が乗っている場合が殆どです。一般にニュースなどで公開されている外貨貯金取引レートとは違いますのでご注意ください。
半年以上の語学留学、カレッジ、大学留学をご検討の留学生、そして家族の方は是非知っておいてください。また現地で使うお小遣いなどはカナダドルが安いうちに日本円をカナダドルに両替しておくとお得です。次は本当に良くあるトラブルについてです。
カナダ語学留学基礎知識その3・滞在先、ホームステイ
カナダでの滞在先でホームステイ、アパート、シェアルームなどで多いトラブルのうちの1つが、ステイ先を出るタイミングです。
ホームステイをしている留学生の方が、友達とシェアルームに住むことになったから今週でホームステイを出ます。「支払いずみの来週以降の3週間分のホームステイ費用を返してください。」
するとホームステイ側が、
「突然言われても困ります。あなたの都合で出て行くのだからお金は返せません。」
このようなトラブルが多いです。日本人的な考え方だと、滞在している今週末までの費用は支払いますが、滞在していない分の費用は返してもらうのが当たり前でしょ! となります。
ですがカナダ人のファミリーがどう考えるかというと、
あなたがもっと早く言っていれば他の留学生を入居させることが出来た。その機会損失になるから少なくとも2週間分は滞在費を返すことは出来ません。
こういうことがホームステイ、シェアルーム、アパートなどでよくあります。カナダではこの機会損失に費用を払うということが多かったりします。
カナダには 2 Weeks Notice と言って仕事を辞める時やアパートを出る際などに、2週間前に通知する。という文化・習慣があります。なのでホームステイ先やシェアルームを出る時には、どんなに遅くとも2週間前にはホストファミリーやルームメイトに伝える必要があります。語学学校から斡旋されているホームステイに滞在している場合は、予め、ステイ先を出る時にはいつまでに通知する必要があるかを確認しておきましょう。アパートやシェアルームの場合は入居の際の契約書を確認するようにしてください。次は留学生の方にとっては義務になっている大事なことです。
カナダ語学留学基礎知識その4・傷害保険
語学留学やワーキングホリデーをされる方には傷害保険への加入が義務化されています。傷害保険には、旅行保険と健康保険の2種類があります。旅行保険は健康保険を含んでいる場合がほとんどですが、1年間で23万ほどかかりかなり高額です。物損や保証もしっかりしていて、日本語で問い合わせたも出来るので安心ではありますが、大人の方ですでに、生命保険や損害賠償保険に加入している人もいますし、短期の方でクレジットカードに付帯しているもので賄える場合もありますので、傷害保険については時間をかけて調べてみる価値があることを覚えておいてください。いよいよ次が最後の項目です。出発前に高いものを買うことにならないように注意してほしいことです。
カナダ語学留学基礎知識その5・航空券
航空券は購入する時期によって値段が高くなったり、乗り継ぎの楽な便がなかったりします。出来るだけ早めに準備をした方が金銭的にも、乗り継ぎも楽で乗り遅れの心配がない安心なものが手に入ります。ですが、8割以上の方が出発の2ヶ月を切ってからの購入になってしまいます。なぜか?
それは航空券を買う前に、語学学校やビザの準備があるからです。多くの方が3ヶ月か4ヶ月くらい前から本格的に留学の準備に入ります。お仕事や学校があり忙しい方が多いので仕方がないですが。3ヶ月前から学校を決め始めて、それからビザを申請し、ビザが確定してから航空券を購入となると、どうしても出発の2ヶ月を切ってしまうのです。
出来れば出発予定の半年前には学校を決めて、そのあとすぐに航空券の手配を始めるくらいが良かったりします。半年先のことはわからないという方も多いので難しいかもしれません。でも準備は早い方がお得なことが多いです。留学を決断してからの半年はあっという間に過ぎていきますので、ギリギリになって高い航空券を買うはめにならないように気を付けてくださいね。
あなたに間違った選択をさせないこと
以上、あなたに知っておいて欲しい5つのことをご紹介しました。最後までお読み頂きありがとうございました。ここまで読んでくれたあなたはきっと今回のカナダ語学留学・ワーキングホリデーにとても真剣な方だと思います。私たちハリファックスサポートセンターの役目は、ベストチョイスのお手伝い。あなたに間違った選択をさせないことです。何か質問や不安なことがあればお気軽にご相談ください。
大切な資金を良い語学留学・ワーホリに結びつけるための工夫
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