こんにちは、留学アドバイザーの水谷です。 「カナダへ語学留学やワーキングホリデーへ行きたい!」と思った方の多くは、限られた資金の中で、出来るだけ良い留学にしたいと思われているのではないでしょうか。 仕事やアルバイトで一生懸命貯めたお金、お父さんやお母さんが出してくれる留学費用はとても大切な資金です。その資金を有効に利用して頂くために、知っておいて欲しいことがたくさんあります。そして・・・
「一体、全部でいくらかかるの? お金は足るかな? 無駄なことにお金を使うのは絶対に嫌だ!」と不安な方も多いかもしれません。このページではカナダ語学留学にかかる費用についてご紹介し、その費用を下げて、上手に資金プランを立てる方法をご紹介したいと思います。ケチと節約は違います。大切な資金を大切に使うことにより、カナダで出来ることの幅が広がります。せっかくカナダに行って、日本ではできないような経験ができるチャンスなのに、「お金がないからやめておく。」ということばかりにならないように。抑えるところは抑える。そして使うところは使うで、良いカナダ語学留学にしていきましょう。(授業料割引情報へジャンプする場合はこちら)
カナダ語学留学にはどんな費用がかかるのか??
まずはカナダでの語学留学を考えた時に掛かる費用をご紹介します。
- カナダへの航空券
- ビザ申請費用(必要な人のみ)
- 語学学校の授業料
- 傷害保険料
- 現地での生活費(家賃、食費、雑費)
- 現地での通信費
カナダへの航空券
航空券の値段を左右するものはズバリ3つあります。
- 航空券は手配をする時期
- 利用する旅行代理店
- 直行便で行ける都市か? 乗り継ぎが必要か?
この3つによって値段が変わってきます。
一番値段を左右するのが手配を始める時期です。これが出発のギリギリになるとどうしても値段が高くなってしまいます。費用を下げるためにも早めに語学学校、ビザ、そして航空券の手配を始めましょう。
そして、長い間、留学アドバイザーとして色々な旅行代理店から航空券の見積もりをとっていますが、やはり旅行代理店によって違いがあります。航空券は購入する代理店によって良い飛行機に乗れるわけではなく、同じ飛行機ですから、出来るだけ安い方がいいですよね。幾つかの旅行代理店に相談して一番お値打ちなものを見つけると良いと思います。
バンクーバーやトロントと言った旅行や仕事、留学で渡航者の多い都市へは比較的お値打ちな航空券があったりします。
ビザ申請費用
カナダへのビザの費用は決まっています。
- 学生ビザ 150ドル
- ワーキングホリデービザ 250ドル
- 観光ビザの場合に必要なeTA 7ドル
語学学校への授業料
カナダには本当にたくさんの語学学校があります。授業料は学校の規模や施設・設備でも変わってきますし都会の学校、小さな町の学校でも授業料は変わってきます。
例えばトロントにある大規模な語学学校とハリファックスにある割引を提供している学校では、1週間あたりの授業料で80ドルから100ドル変わってきます。これが長期留学で1年間になると、日本円で30万円くらい変わってきます。
またどんなコースを受講するかによっても費用は変わってきます。
一般英語コースには割引を提供している学校が多いですが、上級向けの専門的なコースには割引がない学校がほとんどです。トロントやバンクーバーで専門的なコースを受講すると授業料が高くなります。もちろんトロントやバンクーバーと言った大都市にもお値打ちな学校はあります。
ただ値段が高いから良い学校ということにはなりません。割引を提供していてお値打ちな授業料でも質の高い授業を提供し生徒さんから素晴らしい感想をもらう学校も沢山あります。
傷害保険料
カナダに渡航する際には必ず傷害保険に加入しましょう。傷害保険とは、カナダで病気や怪我をした時に、その治療費が賄われる保険です。留学生の方が利用できる傷害保険には大きく分けて次の3つがあります。
- 日本の旅行保険会社の提供する留学保険・ワーホリ保険
- 語学学校の提供する健康保険
- カナダの保険会社の提供する留学保険・ワーホリ保険
保険に関しては留学生、そしてご家族の方達の考え方によると思います。どれだけ高くても保険はきちんとしたものに入っておきたい方、最低限のもので大丈夫という人などいらっしゃいますのでアドバイスが難しい部分でもあります。各保険についてもエージェントという立場で購入サポートをすることができますのでご相談ください。
現地での生活費
先ほどの授業料ほどではないですが、同じカナダでの生活費もどこに滞在するかによって変わってきます。トロントやバンクーバーと言った大きな都市はやはり生活費が高いです。先ほどと同じようにトロントとハリファックスでホームステイの費用で比べてみましょう。
学校によって違いますがトロントで4週間ホームステイに滞在する費用は大体850ドルから1000ドルになります。これがハリファックスになると780〜800ドルになります。長期留学で1年間になると約5万〜15万円くらい変わってきます。
つまりトロントでの1年の語学留学とハリファックスでの1年の語学留学では授業料とホームステイの費用を合わせて最大45万〜50万円の違いがあるのです。これはあまり知られていないことですが、費用を節約して英語を学びたい方は知っておくとお得です。
語学留学の費用サンプル
それではここからはカナダの語学学校に通学する際の費用をご紹介します。費用サンプルの都会バージョンはトロントにある語学学校ジオス・トロント校、小さな町はハリファックスにある語学学校CLLCに通学した場合をご紹介したいと思います。
半年(24週間)のカナダ語学留学の費用
語学学校ジオス・トロント校
項目 | 値段 |
入学金 | 150ドル |
授業料 | 7,920ドル |
ホームステイ斡旋費用 | 200ドル |
ホームステイ滞在費 | 7,080ドル |
合計: | 15,350ドル |
語学学校CLLC・ハリファックス校
項目 | 値段 |
入学金 | 150ドル |
授業料 | 7,080ドル |
ホームステイ斡旋費用 | 190ドル |
ホームステイ滞在費 | 4,560ドル |
合計: | 11,980ドル |
1年間(48週間)のカナダ語学留学の費用
語学学校ジオス・トロント校
項目 | 値段 |
入学金 | 150ドル |
授業料 | 15,840ドル |
ホームステイ斡旋費用 | 200ドル |
ホームステイ滞在費 | 15,000ドル |
合計: | 31,190ドル |
語学学校CLLC・ハリファックス校
項目 | 値段 |
入学金 | 150ドル |
授業料 | 14,160ドル |
ホームステイ斡旋費用 | 190ドル |
ホームステイ滞在費 | 9,120ドル |
合計: | 23,620ドル |
いかがでしょうか? 大都会トロントと小都市ハリファックス、そして選ぶ学校によって、半年で約30万円、1年間で約70万円、費用が変わってきます。
大切なこと
このデータをご紹介して勘違いして欲しくないのは、トロントの学校が高いから悪いということではありません。大都会のダウンタウンの駅から近いとても便利な場所にあれば家賃だって相当高いはずです。働いている先生たちのお給料も高いと思います。だから都会がそれだけ費用が掛かるのも当然です。大切なのは、カナダ語学留学をプランしているあなたが、自分にとってどんな選択肢があるかを知っておくことが大切です。トロントに行けば、こんなことが出来る。あんなことができる。大都会でしか経験できないことがあります。でも日本からは少し遠いけど小都市のハリファックスに行けば、全体的に費用が下がるからもっと長く英語が学べる。旅行ができる。といったメリットが見えてきます。自分にあった選択を自分でして欲しいのです。そうすると、現地に行ってから、トロントという環境、ハリファックスという環境に感謝して、そこで出会う人々との出会いや交流も大切にできると思います。
費用を安くする方法はあります。
このようにあなたの予算に合わせて、あなたがカナダでやりたいことに合わせて、留学プランを作成することができます。大切なことが2つあります。
1つは自分のカナダ語学留学・ワーキングホリデーについてしっかりプランを考えてリサーチをすること。もう1つは自分一人で考えないことです。
カナダ留学やワーキングホリデーの経験がある友達や、留学に詳しいアドバイザーに相談しましょう。そして自分の選択肢を知り、そこからベストのチョイスをして最高のカナダ留学プランを作成し、カナダへ渡航し、現地で頑張ってください。
私でよければ、あなたのカナダ留学プラン作成のお手伝いをさせて頂きます。まずは下のフォームから今、あなたの考えているカナダ語学留学・ワーキングホリデーについて教えてください。そこからスタートしましょう。
カナダ各語学学校・割引情報
カナダにある語学学校は定期的、季節的に授業料の割引プロモーションを展開します。実はその多くは国籍別に提供されます。これがどういうことかと言いますと、語学学校は在籍する生徒の国籍をバラバラにしたいのです。言い方を変えると偏りを少なくしたいのです。同じ言語を話す生徒ばかりが集まるのは困ってしまいます。例えばアラビア語を話す生徒が全体の70パーセントを超えたりすると、自然と母国語を話す生徒が増えてしまいますし、他の国からの生徒もちょっと嫌になります。それに様々な国から生徒が集まっていることをアピールしたい学校がほとんどです。ですから人数の少ない国の入学希望者には割引を提供して生徒を増やしてバランスを取ろうとするのです。国籍別に値段が違うので公式のホームページには絶対に記載されません。そこでその情報がパートナーである当センターのような代理店に届くのです。日本人がすでに多い語学学校は日本向けに割引を提供しませんが、日本人が少ない語学学校は日本向けに割引を提供します。それを上手に使うことによって日本人の少ない学校でお値打ちに学ぶことができるのです。以下にカナダの語学学校が提供している割引情報をまとめたページがありますので参考にしてみてください。また割引を使った場合の見積もりなどもご案内できますので留学プランは一緒に立てましょう。
