カナダカレッジ留学

カナダカレッジ留学を考えた時にまず知っておきたい基礎知識

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こんにちは、留学エージェントの水谷です。今日はカナダでカレッジに通いたい!と考えていらっしゃる方に、上手なプランを立てるための基礎知識をご紹介したいと思います。カナダのカレッジ留学を考えている人の中には・・・

  • カナダのカレッジを卒業して現地で就職したい!
  • カナダに留学するなら語学留学じゃなくて、もっと英語で何かを学びたい!
  • 自分の求めている専門分野を英語で極めたい!世界で通用する人材になりたい!
  • とにかく将来はカナダに住みたい!

そんな夢や目標をお持ちの方もいらっしゃると思います。カナダでのカレッジ留学は語学留学よりももっとレベルが高く、現地のカナダ人や世界中からやってくる留学生と一緒に学ぶという「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」というものになりますね。勉強も難しくなりますが、そこから得られる成果や自信は大きなものになると思います。

そんなカナダでのカレッジ留学が楽しみな反面・・・

  • 自分の英語力、成績でカナダのカレッジに入れるかな?
  • どれくらい費用がかかるのだろう?
  • 通学中にアルバイトはできるかな? 費用は足るかな?
  • 今はまだどんなコースを受講したいかわからない。
  • 日本に帰国して就職できるかな?

と不安な部分もあるかと思います。

そこで今回の記事では、これからカナダでのカレッジ留学を目指すあなたが上手にプランを立て、目標を達成するために必要な基礎知識をお伝えしますね。カナダのカレッジと一言で言ってもいろんな種類がありますので、大きな失敗をしないための基礎知識を順番にご紹介していきますね。まずは意外と多くの人から質問を頂く大学とカレッジの違いです。

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カナダのカレッジと大学の違い?

大学とカレッジの違いは簡単にいうと学習機関としての目的と取得できる学位のレベルが違います。大学は高校を卒業した方がさらなる学問を学ぶための教育機関、さらにその上には大学院があるところもあります。カレッジは学問を学ぶ場所というよりは、カナダで就職するために必要な知識やスキルを身につける場所になります。もちろん、大学で職業トレーニングになるコースを提供している学校もありますし、カレッジで心理学のような学問について教えている学校もあります。 大学では4年間かけて学び修了すると学位(Degree)の取得ができます。そしてカレッジでは1年から3年間のコースを提供しています。1年間のコースではCertificate(認定修了書)2年間のコースではDiploma(ディプロマ)、3年のコースでは Advanced Diploma (アドバンス・ディプロマ)の取得ができます。表にすると以下のようになります。

Degree 4年間のコース
Advanced Diploma  3年間のコース
Diploma 2年間のコース
Certificate 1年間のコース

カレッジで取得できるのは、Advanced Diploma, Diploma そして Certificate になります。カナダでCertificate、Diploma または Advanced Diplomaを取得すると卒業後に現地で働くビザが取得できる Post-Graduate Work Permit というシステムもあります。Co-opプログラムについてはこちらをご覧ください。

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カナダのカレッジの種類

次はカナダのカレッジの種類についてお伝えしたいと思います。カナダには大きく分けて次の2つの種類のカレッジがあります。

  1. 公立カレッジ
  2. 私立カレッジ(キャリアカレッジ)

公立と私立の違いは日本と同じようにシンプルに国が運営しているのか?それとも会社が運営しているのか?の違いになります。専門性の高いプログラムは私立のカレッジで提供されている場合が多いです。

カナダの公立カレッジ

カナダの公立カレッジはカナダ政府によって管理運営されている学校です。その正式な一覧はこちらのリストからご覧頂けます。公立のカレッジは広く多くの方が知識とスキルを身につけて仕事を得られるように幅広いコースを提供しています。コースの期間は1年以上のものが殆どです。

上記のリストに含まれていないカレッジはプライベートのカレッジになります。

カナダの私立カレッジ

カナダの私立のカレッジは別名キャリアカレッジとも言われ、職業訓練、専門分野トレーニングのための学校になります。こちらのサイトで一覧をご覧頂けます。キャリアカレッジでは3ヶ月間や半年間のプログラムもあります。

カナダの大学の一覧

少し余談になりますが、カナダの大学は全て公立になります。カナダの大学の一覧はこちらのサイトでご覧頂けます。

カナダのカレッジにはどんなプログラムがあるのだろう?

この記事をご覧の方の中には、まだ自分がどんなプログラムを受講したいのか? そもそもカナダのカレッジでどんなことが学べるのかがわからない方も多いと思います。そこでナイアガラの滝で有名なオンタリオ州ナイアガラにあるその名もナイアガラカレッジのホームページでカレッジで提供されているプログラムをご紹介します!まずはこちらのリンクをクリックしてください。

このような画面が開きます。

ナイアガラカレッジプログラム

アルファベット順にコースを検索することも出来ますし、カレッジの中にある学校(SCHOOLS)ごとに検索、キャンパスごと(CAMPUSES)、興味(INTERESTS)、取得学位(CREDENTIALS)、コース期間(TYPE OF STUDY)、そして入学日(START DATE)でプログラムを検索することも出来ます。

試しに SCHOOLSをクリックしてみると、カレッジの中の学部のようなカテゴリーを選択することが出来ます。是非、興味を持って幾つか見てみてください。主なカテゴリーとして・・・

  • ビジネスマネジメント
  • 観光&ホスピタリティー
  • 看護
  • トレード(貿易)
  • テクノロジー
  • カナダのフードとワイン
  • コミュニティーサービス
  • 環境学

などいろんなプログラムが提供されています。ナイアガラカレッジにはキャンパスにブドウ農園がありワインの作り方を1から教えてくれるプログラムもありとても人気があります。日本人の方に人気のある観光系のプログラム(Hospitality, Tourism, Sports)をクリックすると、そのカテゴリーのプログラムが表示されます。

プログラム名の中に Co-op が付いているものは、コースの中に実際に企業で働く実習が含まれています。Co-opは有給なのでお給料がもらえます。またCo-op終了後には経験ももちろんそうですが、就労先の担当者からリファレンスレターを書いて頂くことが出来るので卒業後の現地で就職活動にとてもプラスになります。

このカテゴリーの中の主なコースは・・・

  • エステティシャン
  • イベントマネジメント
  • ホスピタリティ&観光マネジメント
  • ホスピタリティ・レストランマネジメント(Co-op)
  • 観光マネジメント
  • スポーツマネージメント

などなど、面白そうなプログラムがありますね。プログラム名をクリックするとさらに詳細の情報がご覧頂けますので、「カナダで何を学ぼうかな? どんな職業を目指そうかな?」という気持ちでいろいろと見てみてください。もちろん入学を希望するカレッジがあればそのカレッジのホームページをご覧頂くと良いかと思います。

参考:カナダのカレッジコース別の情報記事

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卒業後に就労ビザの取得ができるのはほとんどが公立のカレッジ(または大学)

留学生の方でカレッジのコースを修了したあとに、現地で働く経験を希望の方は、PGWK(Post Graduate Work Permit)の申請をすることが出来ます。しかしこのビザは公立のカレッジのプログラムを修了した方が殆どで、公立のカレッジによってはプログラムごとにワークビザの申請が出来るものと出来ないものがあります。入学手続きの際には必ずご自身の受講予定のプログラムが卒業後にワークビザの申請が出来るものかを確認してください。

  • 2年間以上のコースを修了した方で最大3年間の労働ビザ
  • 10ヶ月以上のコースを修了した方で最大1年間の労働ビザ

カナダのカレッジ通学期間中はアルバイトが出来る

カレッジ留学や大学留学はとても大きな費用が掛かります。そこで少しでも生活の足しになるように、カレッジや大学のプログラムを受講中の留学生は1週間に20時間までの労働が認められています。語学留学の方はカナダで働くことは出来ません。1年目は学校の授業や現地での生活に慣れるためにアルバイトは大変かも知れません。大学やカレッジのキャンパス内のカフェテリアや売店などで留学生向けに求人をしているところも多いです。夏休みにも働くことが出来ます。

カナダのカレッジに入るための学力条件と英語基準

カナダのカレッジへ入学するためには、学力と英語力の両方をクリアする必要があります。学力の基準は、まず大前提として、高校を卒業していること。日本の高校で大丈夫です。

その上で、各カレッジで受講を希望するプログラムによって高校生の時の成績や受講している科目などの条件があります。理系のプログラムを受講する場合は高校生の時に理系の科目(生物、物理、数学、など)を受講している必要があり、75パーセント、85パーセントというある程度の成績を得ている必要がある場合もあります。カレッジごとに入学条件は違いますのでプランニングの際にご相談ください。

英語条件については、基準をクリアするために2つの方法があります。

  1. 英語のスタンダードテスト(IELTSやTOEFL)で基準点を超える。一般的に、IELTS 6.0 / TOEFL iBT80 位の点数があるとカナダのカレッジに入学することが出来ます。
  2. カレッジの付属の語学学校、またはパートナーの語学学校でカレッジ進学パスウェイコースを修了する。通常、8週間から12週間ほどのプログラム

カナダのカレッジへ出願するために必要なもの

受験はありません。入学のための基準をクリアすれば募集定員に達しておらず席が空いている限り入学できる場合が殆どです。カナダのカレッジに申し込みをする際には以下のような書類を用意します。

  1. 入学願書
  2. パスポートのコピー
  3. パスポートサイズの証明写真
  4. 高校の卒業証明書(英文)
  5. 高校の成績証明書(英文)
  6. 英語力の証明書(テストの点数、またはパートナー語学学校からの修了証)

主に以上の6点が必要になります(カレッジによって多少違いがあります)日本の高校を卒業してから長い年月が経っている大人の方も高校生の時の成績証明書が必要になります。大学のものでも構いません。

[box class=”blue_box” title=”進学したいプログラムの基準を満たす高校の成績がない方”]

これからカナダのカレッジへ進学を目指しているすでに高校を卒業した大人の方の中には、カレッジで受けたいプログラムの入学条件の高校の成績が足らない方もいるかも知れません。その場合は、カレッジで高校のプログラムを受講することが出来ます。これはアカデミック・アップグレードと言います。カレッジに通う期間が半年から1年間長くなってしまいますが、高校生の時にとるべきだった科目をカレッジで受講することが出来ます。このコースを修了することによって日本の高校の成績は関係なくカレッジの希望のプログラムへ進むことが出来ます。

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公立カレッジか?キャリアカレッジか?

カナダでのカレッジ留学を検討している方の中には・・・

公立のカレッジを目指すべきか?キャリアカレッジを目指すべきか迷う方もいらっしゃるかも知れません。

そんな時の判断基準の参考を幾つかご紹介します。

  • 卒業後にカナダで労働ビザを取得したい方は公立のカレッジを選んでいただいた方が無難です。多くのキャリアカレッジが留学生を受け入れるために卒業生が労働ビザを取れるようにカナダの移民局に申請していますが、公立の方が労働ビザが取りやすいので、公立を選んで頂いた方が良いかと思います。
  • 大学生や社会人の方で2年間もカレッジにいく予算も時間もないという方もいらっしゃるかも知れません。日本の大学を休学して留学する方は1年以内に全てを終えて帰国する必要がありますので、キャリアカレッジになると思います。

キャリアカレッジと語学学校の両方があるカレッジ

カナダで語学留学を考えている人の中には、すでに英語力が高く英語だけを学ぶ留学では物足りない。長期の語学留学だから、もっと高いレベルで英語を身につけたいし、英語で何かを学びたい!そんなニーズのある方もいらっしゃると思います。そういった方にはキャリアカレッジが提供しているプログラムが良いかも知れません。カナダの大都市バンクーバーやトロントにはキャリアカレッジと語学学校が一緒になった学校があり、最初は語学学校で英語を数ヶ月学び、そのあとはキャリアカレッジで専門的なコースを受講するというハイレベルな語学留学をすることも出来ます。カレッジによっては CO-OPプログラムもあり、働く経験ができるプログラムもあります。バンクーバーやトロントにある語学学校とキャリアカレッジが一緒になった学校を幾つかご紹介します。

上記のキャリアカレッジのある語学学校は英語プラスで専門的なコースを受講できるので、高いレベルで英語が習得でき、専門知識も手に入ります。レベルの高い語学留学と言えますが、卒業後に現地就職は、ワーキングホリデー以外では難しいのでご注意ください。就学中はキャリアカレッジのプログラムを受講中は週20時間までアルバイトが出来ます。

カレッジ留学は大きな投資、しっかりプランニングをしましょう!

カレッジ留学は語学留学よりもさらに1つ大きな規模の自己投資になります。時間も長くなりますし費用も掛かります。しっかりプランをすることによって無駄な時間やお金を使わずに済むこともたくさんあります。カナダカレッジ留学を通じて理想の未来を切り開くためにも、リサーチと準備をしっかりして頂ければと思います。当センターでは個別にカナダカレッジ留学に関すると相談を受け付けておりますので、カナダでカレッジ留学を計画している方はぜひ一度ご相談ください。こちらのフォームから留学相談を受け付けております。

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