留学準備

知っておきたい!カナダと日本の違い「歯医者さん編」

こんにちは、オタワサポートデスク担当の高木です。先日、カナダで初めて歯医者にかかりました。カナダは、歯科医療に関しては日本の上を行く先進国ですので、技術や衛生面では全く心配はありません。私が行った歯科医院は、歯科医の先生も歯科衛生士の方もフレンドリーで、大変良かったです。という訳で、今回は、日本とカナダの違い@歯医者さんです。

最初にサングラスのような眼鏡を渡されます!

歯科に行くのが初めだったため、私は、そのサングラスが何のためのものが分かりませんでした。3D動画でも後で見るのかな?と若干本気で思いつつ何のためのもの聞いてみると、寝転んだ姿勢でいると天井の照明や口元を照らすライトがまぶしく、目がくらむといけないので、それほを防ぐためだとか。日本では、このようなサングラスを渡されたことがありませんでしたので、ちょっとした発見です。

機器設備がとにかく近代的!

レントゲンも、見たこともないような機器で手早く撮影してくれました。最も驚いたことは、歯科医師も衛生士も、はては受付の方までもが、皆よくしゃべります。プレイベートの基本情報に始まり(出身、家族のこと、仕事や趣味の話題等々)、最近のできごと、それについて思うこと。もちろん、治療中こちらは口を開けているため、しゃべれません。が、患者である私の頭の上で、歯科医師と衛生士さんはずっと雑談をしていて、私は、軽くうなずいてみたり微笑んでみたりという程度。聞くところによると、それは普通らしいというので驚きました。日本では、歯科医師と衛生士が治療中に雑談するなど、聞いたことがありませんでした!

ちなみに、先日の治療では・・・

天井にテレビが設置されており治療中見れるようになっているのですが、そこでたまたま、出会って数日で交際、数か月で結婚に至ったカップルを紹介していました。その交際期間を聞くなり、歯科医の先生が”WHAT?! Did you hear that, 〇〇(衛生士さんの名前)?”と手を止め、衛生士さんに現在の彼氏との交際期間を聞くやら、患者である私にも同じ質問をするやら。面白かったです。

真面目な話に戻ります。

カナダでは、歯科医療は州の健康保険(日本で言う国民健康保険。カナダでは州ごとの管轄)ではカバーされません。したがって、大半の人は、独自で別の保険に入ったり、勤務先の健康保険で賄ったりしています。歯科医療はかなり高額なため、保険が無いと大変です。

カナダでの歯科治療費用の例

私の場合、歯の詰め物が取れて歯科医に行きましたが、初回はレントゲンとクリーニング、詰め物のやり直しで約730ドル(約74,000円)、小さな虫歯を治して420ドル(約42,000円)です。もう少し大変な治療をすれば、10万円以上かかることも珍しくありません。歯医者にはかからないのが一番ですが、もしカナダで歯医者にかかることになった場合の予備知識として、参考になれば幸いです。日本にいらっしゃる方でこれからカナダへ留学やワーキングホリデーをされる方は、歯の治療も大事な留学準備だと思って下さいね。

ABOUT ME
高木麻友子
カナダの首都オタワ在住の現地サポーター&留学カウンセラー。オタワの留学生の皆さんが良いカナダ留学・ワーキングホリデーができるようにお手伝いしています。現地サポートについてはこちら