ハリファックスサポートセンター平井です。
今日は、お勧めの洋書についてご紹介します。
「洋書なんて難しい!」と思われるかも知れませんね。でも大丈夫、自分の英語力に合った本を選べば読めるはずです。
洋書をお勧めする理由
洋書を読むと何がいいのか? まず、「英語を英語で理解する=日本語に訳さず左から右へ、並んでいる単語の順に理解する」練習をする事ができます。
なぜ日本語に訳さない事がいいのか、想像してみて下さい。英語を上手に話す人が英語のネイティブスピーカーと会話する時、相手のセリフを英語から日本語に訳し、自分のセリフを日本語から英語に訳しているでしょうか。そうしていたら、ものすごく時間がかかってしまいますよね。
もちろん、洋書を読めば語彙力アップにも役立ちます。本を一冊読み終わる頃には、その本によく出てくる単語を何度も目にするので身に付いているでしょう。単語そのものだけではなく、どんな場面で、どんな文章で使われるのか分かるのがいいところです。
リスニングは耳からのインプットですが、リーディングは目からのインプット。洋書を読む事は、とても大切です。
今からご紹介する洋書は、英語学習の初心者向け。とは言っても、学習用に易しく書き直された本ではありません。実際に欧米の小学生が読む、英語の原書です。初めての洋書としてお勧めしています。
タイトルは、こちら。
Kidnapped at Birth?
日本語で言うと、「生まれた時に誘拐された?」です。どんな物語か、少しだけ内容をお伝えしますね。
あらすじ:
日頃から「自分だけ家族の誰にも似ていない」と思う、主人公の Marvin。ある日テレビを見ていると、行方不明の王子様は Marvin と同じ9歳、赤毛で青い目をしている事を知ります。Marvin は左利きですが、王族もみんな左利き。Marvin は少しずつ、「自分が王子ではないのか?」という思いを膨らませていきます。そんな中、血液検査を受ける事になった Marvin。果たして Marvin は、生まれてすぐに誘拐された王子様なのでしょうか?

洋書を取り扱っている大きめの書店やインターネットで購入できます。
このシリーズは8冊あります。全部読み終わる頃には、Marvin が大好きになっているかも知れませんね。
今まで色んな英語の勉強をしてきたけど、そういえば洋書を読んだ事はないな…という方は是非、この機会に一冊読んでみて下さい。楽しく物語を読みながら英語学習にもなり、正に一石二鳥です。
以上、大人が読んでも面白い、初級者向けの洋書のご紹介でした。
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