ハリファックスサポートセンター平井です。
今日は、お勧めの洋書についてご紹介します。
「洋書なんて難しい!」と思われるかも知れませんね。でも大丈夫、自分の英語力に合った本を選べば読めるはずです。
洋書を読むと何がいいのか?まず、「英語を英語で理解する=日本語に訳さず左から右へ、並んでいる単語の順に理解する」練習をする事ができます。
では、なぜ日本語に訳さない事がいいのか?その続きは、こちらの記事をご覧下さい。
☆【洋書のススメ】Marvin Redpost:洋書をお勧めする理由
今からご紹介する洋書は、英語学習の中級者~向け。読みやすい洋書を探している方は是非、読んでみて下さい。
タイトルは、こちら。
Someday Angeline

「サムデイ・アンジェリン」。表紙に描かれた魚のイラストが印象的です。どんな物語か、少しだけ内容をお伝えしますね。
あらすじ:
主人公の Angeline は、ゴミ収集の仕事をしている父親と2人で暮らしている8歳の女の子。明日の天気を言い当てたり、勉強がよくできたりして、みんなから天才扱いされています。
でも、精神面では普通の8歳…よく笑い、よく泣く、年相応の無邪気な小学生です。勉強ができるために6年生のクラスに入れられますが、なかなか周りに馴染めません。意地悪な担任の先生やクラスメイトから「変な子」扱いされて、悲しい思いをしています。
父親は「出来のいい娘」にどう接していいかわからず、うまくコミュニケーションを取れません。そんな Angeline はある日、ジョーク好きな男の子 Gary と優しい先生に出会い、毎日に楽しさを見出し始めて…
気になる魚のお話については、中盤あたりで登場します。
この本ではたくさんのジョークが出てきます。どこが面白いのか、なぞなぞを解明する気持ちで読んでみるといいでしょう。
例えば言葉遊びですが、「ミスターボーン」という名前を聞いて、女性か男性か判断できますか?
ヒントは、どこで区切るか?です。「ミス」なら女性ですし、「ミスター」なら男性です。「ミス・ターボーン」なのか「ミスター・ボーン」なのか…
無邪気な Angeline や不器用な父親の他にも、個性的な登場人物が出てきます。それぞれどんな性格でどんな口癖があって、どんな気持ちでそのセリフを言っているのか?考えながら読んでみましょう。
タイトルの「Someday Angeline」というセリフが、どの場面に出てくるかも要チェック!終盤で少しハラハラしますが、楽しく読める物語だと思います。
この本は、洋書を取り扱っている大きめの書店やインターネットで購入できます。
作者のルイス・サッカーさんは、以前ご紹介した Marvin Redpost シリーズを書いた方です。Marvin Redpost シリーズよりも Someday Angeline の方がやや厚いですが、読みやすくてお勧めの一冊。
今まで色んな英語の勉強をしてきたけど、そういえば洋書を読んだ事はないな…という方は是非、この機会に一冊読んでみて下さい。楽しく物語を読みながら英語学習にもなり、正に一石二鳥です。
以上、中級者~向け洋書のご紹介でした。
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