正常な反応です。
社会人が仕事を辞めてカナダへ語学留学・ワーキングホリデーをする。普通の感覚であれば、「大丈夫かな?」と不安になるでしょう。海外に行くだけで英語が上達する保証などないし、帰国後の再就職は出来るのか? 1年間の海外生活なら、多くの費用がかかる。今まで貯めてきた貯金の大部分を使うことになるでしょう。世の中にはワーキングホリデーという仕組みに対して悪い印象を持っている人もいます。でもこのまま海外生活をせずに30代、40代へと進んで行って良いのだろうか? 行くなら今しかないのでは? ワーキングホリデーには年齢制限があり30歳を超えると参加資格がなくなる。考えれば考えるほど焦りの様な感覚を感じるかもしれません。
それでも海外へ行ってみたい! 英語を学んでみたい!という想いは日増しに強くなっていく。
大きなリスクを冒してまで行く価値があるのだろうか? 周りの人からも、前向きなアドバイス、そうでないアドバイスをもらうかもしれません。でもはっきり言います。海外に行く価値はあります。絶対にあります。
確かに将来のことを考えると不安なことはあるでしょう。ですが自分の理想の将来を作るためにカナダへ行くと考えることも出来ます。そして自分の将来をしっかり描くために「日本から出る」ということも大きな意味があるのです。大切なことは、計画や戦略のないワーホリや語学留学をしないことです。しっかり、と考えるべきことを考えて、大切な質問と向き合い、答えを出していくことによって、5年後、10年後の理想の生活・ライフスタイルを作るためのカナダでの1年間をデザインすることが出来るのです。この記事では、あなたのその不安な気持ちを原動力に変える方法をご紹介して行きたいと思います。
雑音の大きい日本の社会:海外にいるからこそゆっくり考えることが出来るあなたの人生で大切なこと。
社会人のあなたは、お仕事をしていることでしょう。お休みの日にはお友達と会ったり、趣味の集まりがあったり、会社の飲み会、家族旅行と何かと忙しい毎日を過ごしているのではないでしょうか? 忙しいお仕事をされている方は、プライベートの時間がなかなか取れなくてストレスを抱えているかもしれません。高校や専門学校、大学を卒業して今のお仕事をしている方、二十歳前後で、人生を通して情熱を捧げられる仕事を見つけられた方は意外と少ないかもしれません。きっとその頃は「自分がやりたい仕事を見つける。」というよりも、「就職する」ということが最大の目的だった方も多いのではないでしょうか。
理想の人生に近づく「今」を過ごしているか?
何が言いたいかと言うと、自分の人生設計にじっくり時間をかけた結果で「今がある。」という方は意外と少ないのです。自分自身と向き合うことは簡単なことではありませんし、自分のペースでゆっくり考えることもできません。進学、進路、就職、というタイミングで人生の選択をしてきた方がほとんどかと思いますが、その時に自分の人生、将来、生き方、について考え抜いた人はかなり少数派だと思います。
だからこそ、この海外生活という機会を使って、ゆっくりじっくり考えることはとても意味のあることだと思うのです。ひょっとしたら、「そんなの日本でもできるでしょ?」と思われる方もいるかもしれません。でも日本は雑音が大きいのです。忙しく働いている毎日の中で、5年後、10年後の自分の理想のライフスタイルをしっかり言葉にする時間が持てない方がほとんどです。長い人生のうちに、そんな時間を持つ時期があっても良いと思うのです。今までの人生を振り返り、これからの人生について考える。今は65歳で定年の世の中ですが、私達の時代はきっと定年が70歳になっていることでしょう。今30歳の方でもあと40年働くのです。40年ですよ! まだそんなに生きていない人がほとんどだと思います。その40年間、週末だけを楽しみに、平日は嫌な事も我慢して働いて、尊敬もしていない上司を褒めてみたり、やりがいを感じられない仕事をして、やりたくもない残業をして、「今月はちょっと残業代がついて給料が増えた」と喜ぶ? この記事をここまで読んでくれたあなたは絶対にそれに落ち着くような人ではないと思います。そんな毎日を過ごす未来にしないためにも、自分の未来を自分でデザインするための時間を持つことはとても大切です。それが出来るのが社会人のカナダ留学・ワーキングホリデーです。カナダ語学留学やワーキングホリデーは「海外にいる」というだけでなく「日本にいない」という言い方も出来るのです。
あなたは自分の欲しいものを知っていますか? ビジョンを描く!
唐突な質問ですが・・・あなたはご自分の理想の人生がどんなものかすぐに言葉に出来ますか? 理想の自分、理想のライフスタイルを描くこと。それが全ての始まりになります。「最高の留学、ワーキングホリデーが出来たとするとあなたはどんな人になっているでしょう?」実は、この質問をされた人の中で、明確に自分の欲しいものが言える人はかなり少数派です。あなたはどうでしょう? どうやって実現するかは横に置いておいて、全てが叶っている、実現していると思ってください。「海外留学やワーキングホリデーが終わり帰国した時にあなたは、どうなっているでしょう?」そのご自分を描くことが成功する海外留学・ワーキングホリデーの第1歩です。そしてその自分を紙に書いてみることが大切なんですが、紙に書こうとするとなかなか言葉にできなかったりします。そして残念なことに、多くの方がここでビジョンを描くことをやめてしまいます。あなたはその罠に引っかからないでくださいね。その理想のあなたは、毎日、毎週、毎月、少しずつ具体的にしていけば良いのです。
「カナダ留学やワーキングホリデーの目標」として英語力の上達を掲げる人は多いと思いますが、実はもう少し先の未来から逆算して考えてくる必要があります。そうです。5年後、10年後の未来をイメージしてみましょう。
今から5年後のあなたはどこで何をしているでしょう? 20歳の方は、25歳になっています。28歳の方は、33歳です。どんな家やマンションに住んでいて、週に何時間働いていて、いくら収入を得ているでしょう? 休日はどんなことをしていて、どんな趣味を楽しんでいるでしょう? どんな風に英語を使っているでしょう? そして、とても大切なことは、どこでどんな仕事をしているでしょう? あなたにとって最高の5年後を描きましょう。ワクワクしてきましたか? 遠慮してませんか? ご自分の5年後のことです。好き勝手に描いてください。
でもここで1つ注意があります。今の自分から逆算しないでください。多くの人が今の自分を基準に未来を描きます。そうじゃないのです。描いた未来から逆算して今を変えるのです。 そうすると、今何をするべきか? 何を学ぶべきか?がわかってくるのです。
カナダ語学留学やワーキングホリデーは理想のあなたになるための手段です。
多くの人が、海外留学やワーキングホリデーそのものを1つの目標にします。「語学留学するぞ!ワーホリするぞ!」 留学やワーホリを実現させるためには、とても良いことなのですが、日本を出発しカナダに到着した時点で、その目標は達成されてしまいます。大切なのは、その先の海外での生活、経験、学びが、その先の人生にどう役立つか?ということです。つまり、海外留学、ワーキングホリデーがあなたのビジョンを現実のものにするためのものになっていることが大切です。
社会人の海外留学、ワーキングホリデーは、「楽しかったです。良い経験になりました。」だけでは結局、周りからどう思われるか? ワーキング「ホリデー」をしてきたんだね。なんて冷たいことを言う人達もいます。 周りの声など気にしなくてもいいと思いますが、言われたら腹が立つので、そんなことを言わせない、成果の伴う海外留学、ワーキングホリデーをあなたにはして欲しいです。
自分の理想への明確さが、あなたの原動力になります。
今日お伝えしたかったことは、語学留学やワーキングホリデーへの不安な想いは、明確で具体的なビジョンを描くことであなたを動かす言動力に変えましょうということです。前を向くしかないのです。まずは自分を動かすビジョンを持つことが大切なのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたは、カナダへ行くために手放すものよりも、もっともっと多くのものを手に入れて日本に帰国する。
そんなカナダ生活にしましょう。あなたのカナダ語学留学・ワーキングホリデーを応援しています。