こんにちは、ハリファックスサポートセンター水谷です。先日、スカイプで現地の留学生の方とお話をしていました。そこで、話題になったのが・・・
「やはり、英文法を英語の説明で理解するのは難しいですよね~」
ということ。
日本語で説明を受けたらすぐにわかることが、英語のままだとなかなか
「なるほど~」 という理解まで進めないことがあります。
語学留学の理想としては・・・
日本で出来るだけ英語に関する正しい知識を身につけてから、
英語オンリーの環境のハリファックスで、その知識をしっかり「使える」ようになる。
そんな流れができるといいなと思います。
英語力には大きくわけて2つの分類があります。
それが、【知識】と【スキル】です。
知識とは、文法やボキャブラリー。
スキルとは、話す、聞く、読む、書く。 この4つです。
知識があまりにもない状態ですと、どれだけ英語を聞いても、聞き取れません。
だって知らない単語は聞き取れないですから。英語の知識がないのに、英語の文章は作れません。
だからスピーキングもある程度知識がないと難しいです。
挨拶やいつも言う決まったフレーズであれば覚えればいいですが、人前でスピーチをしたり、友達と深い話をしようとすると、英語の文章を作る知識は必ず必要になります。
ハリファックスのような英語だけの環境で、英語力を伸ばすには・・・
「知ってる英語」を「使える英語に変える。」という意識は大切です。
いや、それをするための最高の場所です。
なので出来るだけ英語の知識を増やしてから留学することが望しいです。
一番もったいない語学留学は・・・
英語についてまったく知識がない状態でハリファックスへいく。
学校での先生の説明がわからない。
文法の説明が英語でわからないので、「英語の知識が増えない。」
知識がないから、スキルに生かせない。
このような悪い循環に入ってしまい、
「英語って難しいな~」 と思っているうちに通学期間が終わってしまう。
というのはとてももったいです。
逆に言い方を変えると・・・
英語が初級者の方は、話すことや聞くことができなくても、あまり凹まないでください。
ボキャブラリーの数が少なくて、文法を知らなかったら、そりゃできません。
その時期に大切なのは、スキルができないことで凹むのではなく、英語についての正しい知識を増やすことです。
そして、正しい知識を身につけて、それを「実践で使う」(スキルを磨く)ということを繰り返して行けば
英語は必ず上達します。
英語だけの環境で生まれた子供たちは、大人たちとの会話(スキル)の中から知識を確立していきます。
でもすでに日本語が話せる大人は、知識からスキルの順番じゃないと無理です。
名古屋で英会話スクールも運営してたくさんの大人の方の英語上達をサポートしていますが、正しい英語の知識を入れて、スキルをトレーニングしていくと、日本にいても英語力は伸びます。
ハリファックスほどにスキルをトレーニング出来る環境ではないので、学んだ知識を最大限活かすというには、やはり限界がありますが。そしてハリファックスへいく大人の留学生の方に関して言うと・・・
英語の知識は、日本語で説明を聞いたほうが早いです。その代わり、スキルは英語で練習しないといけません。
ちょっとわかりにくいかもしれないので、誤解のないようにお伝えしたいのですが、英語を上手に日本語にすることが、英語ができるということではありません。日本語を上手に英語にすることが、英語ができるということではありません。
- 英語は英語のまま理解する
- 英語は英語のまま文を作る
これがとても大切です。
現地ハリファックスにいらっしゃる留学生の方は、実体験としてお気づきだと思いますが、
耳から入ってくる英語を日本語に翻訳して理解して、自分の言いたい日本語を英語に翻訳して話す。
というプロセスは、完全に無理があります。ネイティブスピーカーとの会話についていけません。
英語は英語のまま、聞こえてくる順番に、聞きながら、理解していく必要があります。
これが【英語脳をつくる】ということになるのですが、大人になってからでもこれはできます。
残念ながら、私たち日本人は、中学や高校で、英語を日本語にする方法を学び、
日本語を英語にする方法を学びました。
テスト問題は、この日本語を英訳しなさい。英文を和訳しなさい。と出されます。
でも本当は・・・
英語を英語のまま理解する方法を学ぶ必要があったのです。
すべてを完全にお伝えできるわけではないですが、英語を英語で理解するために大切な基礎知識を、私が名古屋で運営している英会話スクールのホームページから、メールセミナーという形で7回のメールでお伝えしています。
ハリファックス現地にいらっしゃる方、これからハリファックスへ行かれる方、無料ですので、是非登録して7通のメールを読んでみてください。英語という言語についての知識が増えて、どんな風にトレーニングをすればいいかが分かってきますよ。
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英語の質問。 Have to と must の違いですが、スカイプカウンセリングのときに、留学生の方から頂いた質問です。have to と must は同じ意味で使われることもあるのですが、次のような区別もあります。
自分の外側からのルールや決まりによって何かしないといけないのが、have toです。
例えば、シートベルトをしないといけない、書類を提出しないといけない、などなど。
You have to wear a seat belt when you drive.
そして、自分の内側からくるルールによって何かしないといけないのが、mustです。
半沢直樹を絶対見ないといけない!!
I MUST watch Hanzawa Naoki tonight!!
must は want to を強くした感じだと思ってもらうといいと思います。この知識も、是非実践で使い分けて頂けるといいなと思います。学校の先生にまったく同じ質問をして、英語で説明を聞いてみるのもありですね!
have to / must は肯定文で使うと同じような意味にはなりますが、否定文で使うと、それぞれ違う意味になるので気をつけてくださいね。
さぁ、下の二つの文章はどう違うでしょう???
I don’t have to do my homework tonight.
I must not do my homework tonight.
このままクイズ形式にして今日のブログを終わりたいと思います(笑)
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英語に関する質問など、どんどんお待ちしていますので、お気軽にメールしてください。
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水谷